トラベルホリックの放浪記

私の生きがいである旅、ワーホリで経験したことなどを綴ります。

バンフで一番最初に働いたホテルの劣悪な労働環境


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私の面接があったのは金曜日。アコモに移れるのは月曜になるけど、いつから働きたいか聞かれました。

 

アコモに移るまでのホテル代を払ってるので、アコモに移れる日からにしようか迷いましたが、ここにいてもやることもなく、早くお金もほしいので、明日から!と返事をし、翌日早速働くことに・・・。

 

 

 

出勤初日

朝オフィスに行くと、マネージャーはデイオフで、いたのはスーパーバイザー。続々と皆が出勤してくる中、とても雰囲気の悪い職場だというのは、一瞬でわかりました。スーパーバイザーは全員フィリピン人。同僚は90%が日本人。



スーパーバイザーの英語は、発音が悪すぎて全く何を言っているかわかりませんでしたが、トレーニング中は2人で働き、1週間後に独り立ちするとのこと。私の最初のトレーナーは日本人のY君。



Y君はとても素直な良い子で、チップを見つけても、必ず私に分けてくれました。空気が最悪な職場でも、特に気にする様子もなく淡々と仕事をこなしていき、このホステルがいかにやばいかを教えてくれました。



なんと部屋を掃除するのは私たちなのに、スーパーバイザーがチップを見つけたら、それをかすめ盗っていくそうです。Y君が仕掛けた罠の写真を撮って突きつけたら、認めたそうです。

 

スーパーバイザー達の給与は当然私たちより上です。チップをもらえないことと、管理職手当を含んでの給与ということなのだと思います。



枕元に置かれているチップはもちろんお客様からのハウスキーパーへの評価や気持ちです。私はハウスキーパーの仕事にチップは期待していませんでしたが、かすめ盗られるのは話が別です。金額は$1や$2の話ではありますが、人のお金を盗むなんて、まず人として終わってると思いました。

 

 

スーパーバイザー達は、カナダ人と結婚することによって、永住権を手に入れ、仕事ができるわけでもないのにコネで入社し、いきなりスーパーバイザーの地位を手に入れたそうです。



彼女たちの仕事は、部屋をチェックしてチップがあればそれをかすめ盗ること。私たちが掃除し終わった部屋を確認し、文句を言うこと。それ以外の時間は空いている部屋でさぼってYouTubeを見ていたし、休憩時間を過ぎてもずっとランチを食べているし、2、3分なら平気で始業時間に、遅れてくる人もいました。ボスに文句を言っても、全員同郷のため、庇うのでお咎めなしです。そもそもボスまでもが人のお金を盗るような人間なのでどうしようもありません。



挨拶をしても、シカトはするし、備品がなくなってからオーダーするような、全く使えないスーパーバイザーのため、仕事自体は簡単でも、常にストレスでした。



更にスーパーバイザーのくせに、私よりも英語がヘタクソで、意味の分からないことばっかり言われて、こんなに英語も仕事もできなくても、スパーバイザーになれるこのホテルはどうなっているんだろうと思いました。




ドアにロックがかからないように鍵をひっかけてストッパーにしていたら、壊れるかもしれないから、してはいけないと説明された時も、「If you break it, you will get money」と言われました。おそらく、「You will be charged」と言いたかったのでしょうが、スーパーバイザーのくせに、こんなバカみたいな言い間違いをする英語力しかありません。



私も英語がペラペラなワケではないし、同僚が英語力がない分には、全然気になりませんが、指示をする立場の人間がこのレベルなのは、どうかと思います。

 

今まで海外で働いてきた中で、同僚がどうしようもないことは何度もありましたが、ボスだけはまともでした。しかしここのホテルは根っこから腐っているため、打つ手がありませんでした。それに影響されて、日本人の同僚たちもが腐敗していた職場でした。

 

 

出勤3日目

2日間のトレーナーはY君が面倒を見てくれました。私はトレーナーは固定されているのだと思っていたら、3日目にいきなり担当がKさんに代わりました。



変わった瞬間から私はすごく嫌でした。なぜかというと彼女は私が挨拶をした時から、態度が悪かったからです。その後、仕事で私がチップを見つけたので、報告すると、キレ気味に「あーそーですか」と言われました。



この職場では皆がチップの取り合いをするのは当たり前のようだったので、彼女は私がそれを自分のものにすると思ったのでしょう。私はY君の時のように分け合うのだと思っていたので、「先にどうぞ」と言うと、じゃあ「あとで分けましょう」と言われました。



しかしその後11:00のチェックアウトの時間になり、私がベッドメイキングをしている間に彼女はスーパーバイザーに盗まれる前に、全部の部屋のチェックをしていました。そこにチップがあったかどうかは、私には特に言ってきませんでした。



更に冷蔵庫に大量の食べ物があった時や、トイレットペーパーなどのアメニティの交換が必要な時は、その余りを持って帰っていいルールになっています。たまたま私が大量の冷蔵庫の残りを見つけた時、彼女はとても喜んでいました。自分でさっさと好きなものを取り、私には自分のいらない余り物をよこしてきました。更に何故かその戦利品を、私ではなく、他の仲の良い同僚と分け合っていました。




そんな感じだったので、Y君以外の同僚や、スーパーバイザー達には不信感と嫌悪感しか抱けませんでした。私は人として最低限のモラルを持っていたいと思うので、周りにいくらこんなに最低で汚い人間がいようと、絶対に流されないようにしたいです。



人として最低限のモラル

この話を自分が最初にステイしていたホテルにいたカナディアンにすると「カルガリーにもたくさんのフィリピン人がいるけど、たしかに奴らは男にだらしなく、金に汚い。だけど日本人もそうなの?」と言われてしまいました。



私が「何人かはいるかもしれないけど、日本にいる人でそんなことをするのは、とても珍しいと思う。だけど日本人は人の影響を受けやすいから、周りの人間がそうだとそうなってしまうのかもしれない」と答えたら、彼は「そうだよね。僕は日本が好きだし、彼らがそんな人間だと思ったことはない」と言われました。



私は海外に来て、何人かのお金に困りどうしようもなくなっていく日本人たちを見てきました。だけど、上記のようなイメージを海外の人にもたれるのはとても嫌です。



やられたら、やりかえすというのも、良い方法とは思えません。私はたとえ自分の取り分が減ろうとも、この人たちと同じことはしません。



私はY君のやっていたことは普通だと思っていましたが、性根が腐った人間と比べてみると、とても良い子に見えてしまいました。比較対象があることでこんなにモノの見方はかわるものなんだなということに驚くばかりです。




後に聞いた噂ですが、ハウキーの人が、他の従業員にチップを盗まれるのはよくある話のようで、このホテルに限ったことではないようです。



そしてこのホテルは、私が辞めた後に従業員面談があったらしく、チップについて言及されたことにより、マネージャーが変わったらしいので(マネージャーは自主退職だったようですが)、今は前よりも少しは改善されているのではと思います。

 

 

違法な職場を発見したら

私が就活をしている時、条件として、6カ月以上働くことを提示するホテルが、いくつかありました。もしそれに同意して6カ月以内に辞めたら何かのペナルティがあるかまで聞きませんでしたが、もしあるとしたら、それは違法です。

 

その他にも、最低時給を守らないお土産屋さんの話なども聞いたことがあります。

 

私がジョブセンターに行ったときに、その話をしたら、「そういう職場を見つけたら私たちに知らせて。私たちがその職場と話をするから。」と言われました。

 

 

ジョブセンターが、本当にそんな労働基準監督署のような役割まで果たしてくれるかは定かではありませんが、違法な労働環境を見つけたら、ジョブセンターに相談してみるのもありかと思います。

 

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出勤途中にいた鹿