今までに、シェアハウス、エクスチェンジとしてバッパーのドミトリー、ホームステイと、海外で色々な居住形態を体験してきました。
労働環境は最悪のホテルでしたが、スタッフアコモの環境はどうなのか、紹介します。
入居時にサインしたルール
私のアコモは新築だと聞いていましたが、変更になったせいなのか、新築とは思えない普通の一軒家を割り当てられました。
アコモについては、私のボスが手配するわけではなく、スタッフアコモデーションチームが存在します。オフィスに行くと、契約書を書かされます。
・あなたの家賃は1日$13
・共用部の掃除が毎週木曜に割り当てられ、それをしなければ$20チャージする
・各家具を壊すと何$ずつチャージすると細かく書かれた一覧表
・家に人を呼んでいい時間は、10-21:00の間で宿泊は不可。
・枕やシーツの必要個数の記入(有料)
・家を出るときにしなければいけないこと、もし何かを家に残していくと処分費用としてチャージされること
ありとあらゆることに、チャージすると書いてあり、細かすぎて少し引きました。こんなにわくわくしない引っ越しは生まれて初めてでした。家につくと、部屋やキッチンのチェックをして壊れているものを確かめ、またサインを求められました。私の部屋はまあまあキレイでしたが、ドアの鍵と机が最初から壊れていました。
その後、上階からトイレの水が漏れたり、私の部屋だけ電気が使えなくなるなど、トラブルが多く、あまり快適ではありませんでした。
デメリット
アコモメイトは全部で6人。日本人、アイリッシュ、スパニッシュ、ドイツ人でした。WiFiがたまに繋がらず、部屋はとても寒かったです。
私は枕は必要ないし、寝袋を持っていたので、使っても良いか聞いたら「OKだけど、シーツだけは買わないと、万が一汚した時、チャージされるよ」と言われ、新品ではなく中古でトップとボトムのシーツと毛布を買いました。
使用済みのものは半額だったので、その3つで$20でした。11月の時点でそれだけでは寒かったので、アコモメイトがもう一枚毛布をくれました。
ランドリーは一度外にでた地下にあり、音が聞こえないのでいつでも使える点は良いのですが、極寒の中外にでるのが、すごく嫌です。洗濯は$3、乾燥は$2です。
毎週木曜日にスタッフが家の中がキレイかを確認しに来るのもウザかったですが、それのおかげで、週に1回はキッチンがきれいになります。
それがなければ、キッチンもカオスで、リビングにもモノが散乱し、キッチンは永遠に汚いままだったことでしょう。しかし、個人の部屋まで勝手に入ってチェックされたりするのは、あまりいい気分ではありませんでした。
何故か私の部屋だけ、やたらモノが壊れました。バスルームは使えるのに、部屋の電気やプラグが使えなくなりました。
プラグに関しては私がヒーターを使い過ぎたことが原因だそうです。「そんなに寒くないんだから、使わないで厚着しなさい」と言われましたが、寒いかどうかの基準を、バンフが地元の人に言われても、感覚に違いがありすぎるし、せっかくヒーターを買ったのに使えないなんて理不尽だなと思いました。
2回ほどプラグが使えなくなり、さらにスタッフアコモチームが休みの日は直してもらえないので、使い過ぎに気を付けるようにはしましたが・・・
ちなみに前の住人が壊していったものを、その後に住んで気づいた人がチャージされるなど、結構強気に向こうの事情を押し付けてくる割には、管理が甘いので、住み心地はあまり良くないです。
メリット
良かった点は、自分の冷蔵庫と棚があること。
また、アコモメイトも全員同じ職場でプライベートとの境目がなくなるかと思いきや、同じ系列の職場の人ではあるものの、全く同じ職場の人は一人もいませんでした。
しかし生活の時間帯が全く合わなくて、いつも、リビングにいるのは、別のホテルで同じくハウキーとして働く、日本人だけでした。
ボンドは$25を6回に分けて給与から天引きされるため、最初に自分から払うコストが少ないことも、住宅不足のバンフでは助かりました。
しばらく経っても、ルームメイトは入ってこず、一人部屋なのは良かったですが、家でも仕事場でも、友達もできずやることもなく、孤独でした。結局、私がこの家を出る日までルームメイトは入りませんでした。
まとめ
毎週掃除のチェックが入って見張られているような気分になったことや、寒いのにヒーターも使えない事、元々住んでいた外国人達の仲が良すぎて、輪に入れなかったことから、あまり住み心地はよくありませんでした。
しかし、私の周りには、職場よりもアコモメイトと仲良くなって、皆でハイキングに行ったり、パーティーしたり(ルール上パーティーは禁止ですが)とても楽しそうにしていた人も、たくさんいたのでこればかりは、運次第だと思います。