レイクルイーズでスノボをしました。
バンフから無料送迎、必要装備のレンタル、ウエルカムドリンクとマフィンのサービス、リフトの1日チケット、ビールとナチョスのサービスが含まれるローカルツアーに参加できました。※詳しくは前回の記事を参照ください。
レイクルイーズスキーリゾート
スキー場の感想ですが、コースが長くて、上級者向け。
雪質は最高でした。
私は札幌周辺の日帰りで行けるスキー場のほぼ全てに行ったことがありますが、今まで滑った中でも、1,2を争うくらい、素晴らしい雪質だったと思います。残念ながらニセコには行ったことがないので、ニセコと比べることはできませんが・・・
リフトとゴンドラがあり、景色も最高でした。
この日は天気もよく、そこまでの寒さではなかったので、私のゆるい装備でも、充分快適に滑ることができました。中にはパーカーだけで、上のスキーウェアを脱いで滑っている人もいました。
始終晴れていて、最高のスキー日和でした。
しかし・・・私はスノーボード初心者です。スノボの経験は今までに3回。
スキーも好きなのですが、最近ではスノボの方がかっこよく見えてしまったので、うまくなりたくて練習したいと思い、今回はスノボを選びました。(レンタルでは、スキーかスノボ選べます)
今回同僚と行く予定のはずが、同僚が仕事の休みをもらえず一人で行くことになりました。
3年ぶりのスノーボード。というより、こんなに雪が積もったところへ行くこと自体、3年ぶりくらいだったので、不安でしたが、結果的に1人で行ってよかったと思います。
なぜなら、完全な運動不足と体力の衰えで、ろくに滑れなかったからです。スノボはスキーよりも使う筋肉が限られ、体に負担がかかる気がします。私がもし今回スキーを選んでいたら、もっと色々なコースに行けて、もっと楽しめていたはずです。
スノボ初心者の滑り
三十路を過ぎ、毎日の生活を送るだけでも、疲れが溜まっていくようになり、日本にいたころ、毎日ジムに行き運動していた習慣があったのに、海外に出てまったく運動しない日々が2年以上。
ニュージーランドでのハイキングや、オーストラリアでたまにランニングをしていたこと以外、運動らしいことを全くしていない私の体は、確実に衰えていました。
1分滑っただけで、踏ん張るときの膝上の筋肉が痛み、少し滑っては5分休憩ということを繰り返していました。レイクルイーズの1番簡単なコースを降りてくるのに、1回30分はかかっていました。
2回ほど同じコースを滑り、3回目で一番上まで行き、4回目は時間がないため、上まで行けず、初めの2回と同じコースを滑りました。
こんな調子では、一緒に行った相手に迷惑がかかり、結局は別々に滑ることになっていたでしょう。
27歳で初めてスノボを滑った時、私のスノーボードのレベルは、ナンパされるのに丁度良いレベルでした。というのも、リフトから降りるときは必ずコケるし、技などはできないけれど、問題なく普通に滑って降りてくることはできる。少し手を貸してあげたくなるけれど、そこまで手がかからないということです。
しかし31歳となってしまった私のレベルは、少し滑ると膝が笑ってしまうくらい体力や筋力が落ちている。思った方向に降りることができない。(なぜか常に右に進みます)平面な部分では一度、足の固定を外して歩かなければ、前へ進めない。これでは一緒に滑ってくれる人がいたとしてもうんざりしてしまうのではないでしょうか。
コースの途中で、5分休みぼーっとしながら、体力の回復を図っているといると、色々な人から「Are you okay?」と言われました。私は「Yes,Thank you. I’m just tired」と自分で言っていて悲しくなりました(笑)
滑るのが難しい初心者コース
滑る前にMAPをもらい、easyとなっているサインを目印に滑っていましたが、しょっぱなから、Advanceコースに迷い込みました。問題なく滑って来れましたが、サインを見た時は焦りました。
easyとなっていたコースは入り口が狭く、サインを見落としがちです。
3回目に行った、山頂から降りてくるコースの合流地点は、1,2回目と一緒のコースになるため、easyコースを滑ってみましたが、easyとなっているコースはフラットな部分が多く、坂でないと前へ進めない私にとっては、そっちの方が難しく感じ、余計に時間がかかりました。
途中で全く進めずにいると、見るに見かねたスキーをしている人が、手ではなくストックを差し伸べて、引っ張てくれるということが3回も起こりました。有難いと同時に、とても恥ずかしかったです。
ローカルファムデイで行く場合
ローカルファムデイで申し込んだ場合、バスが着くと、Whiskey Jack Lodgeの中にある、カフェのようなThe North Face Bistroに向かい、リフト券をもらい、サインをします。
ホットチョコレートやマフィンをもらった後は、スキーウェア、靴、板、ヘルメットを借りて、滑り始めます。
私はヘルメットは借りませんでしたが、雪質が本当に良くて、よく滑るため、初めて前のめりにひっくり返って、首や頭を打ったので、ヘルメットも借りることを推奨します。
ここで注意したいのが、手袋や帽子はレンタルがなく、持っていない場合は最低でも、$40を出して、スキー場で買わなければいけないということです。私は仕方なく皮の手袋で滑っていたら、雪で濡れた後は、指先から凍り始め、帰りのバスの中では、びしょびしょになっていました。
この後、レッスンやガイドを受けたい人は、所定の場所に行きます。
5時間半程滑る時間があります。レイクルイーズのコースは一番短いコースでも長めなので、上のコースへ行ってしまうゴンドラではなく、リフトから乗ることをおススメします。
個人的には降りるときにこけずに済むので、ゴンドラに魅力を感じますが(笑)
無料の荷物置き場もありますが、有料のロッカーもあります。一番小さいサイズで、$5でした。無料のStorageを使い紛失した場合は自己責任です。
リュックを背負いながら滑っている人はたくさんいましたが、私は貴重品はウエストポーチに入れていました。
お水やお湯は無料で飲めるし、電子レンジもあるので、自分でお昼を持ってきても良いです。
私はウエストポーチしか持って行かず、カフェで何か買うしかないと思っていましたが、カップも無料だったため、お水も買わなくて済みました。
北海道にいた頃、スキー中に飲む、自販機のコーンスープが最高に美味しかったので、代わりにホットチョコレートを買おうかと思っていましたが、ウエルカムドリンクで飲んだホットチョコレートが薄かったためやめました。
15:30に最初にリフトチケットをもらた場所に行くと、ビールとナチョスが用意されていました。親切な女性がビールが好きか尋ねてくれたので、あんまり好きではないことを答えると、代わりにジンジャーエールをくれました。
疲れすぎて吐いたら困ると思い、お昼は食べていなかったので、ナチョスがとても美味しく感じました。
まとめ
コースは長く狭めで上級者向けなので、初心者にはお勧めしません。
無料のストレージや電子レンジががあるので、お弁当や水筒を持ってきて、そこに置いておくことはできます。もしくは、ロッジに色々な飲食店があるので、そこでお昼を食べれます。
無料送迎バスは、出発時間を調べて、その時間に合わせて降りてきましょう。