カナダでのワーホリを始める前に私が懸念したこと。
それは季節です。
今までのオセアニアのワーホリでは、私が行く時期はちょうど春の終わり。仕事が探しやすくなる時期でした。
カナダは日本と四季が同じため、私がカナダに着く10月は秋。仕事の探しにくくなる時期です。
しかし、自分の誕生日と年齢によるビザのリミットが迫っていたことから、出発の時期を延ばすことはできませんでした。
ニュージーランドでフラットメイトだったカナダ人に相談して、初めにカナダ国内を旅行し、仕事の増える時期を待つことにしました。
私の旅程は、札幌→東京→香港(トランジット)→バンクーバー→モントリオール→ケベック→カルガリーとなりました。
航空券が一番安かったので、香港トランジットにしました。香港で1泊しなければいけなかったので、619円の宿を見つけました。
21:00到着予定で、翌日12:00発のため、観光はできませんが、空港泊よりましかなと思い、旺角(モンコック)というところに、泊まることにしました。トランジットとはいえ、初の香港です。
初めての香港
1日目
初香港の感想は、すごく都会。そして旅行者に対して不親切・・・。
唯一接客態度が良かったなと思うのは、空港のインフォメーションのお姉さんでした。というか、インフォの人が不親切だったらやばいですけどね。
Google Mapで宿までの行き方を調べたら、地下鉄で$70でした。高いなと思ったのでインフォのお姉さんに聞いたところ、N21のバスに乗れば乗り換えなしで、$33とのこと。聞けて良かったです。
ビルの中の宿に着くまでにとても苦労しました。スーツケースは空港に預けっぱなしで大丈夫だったので、身軽でしたが、そうでなかったらと思うとぞっとします。
これが受付なの?って思うほど奇抜な受付でチェックインしてお部屋へ行くと、まだ誰もいなくて、部屋自体は悪くありませんでした。
だけど、部屋も、ほぼすべての共用部も、トイレは詰まっていて、唯一使えるトイレは3階くらい上がらなければいけないところにありました。その使えるトイレもかなり汚い・・・。
外のトイレを使いたかったのと、お腹が空いたので、町に出てみました。10:00くらいでも、街中は若者であふれていて、道にはごみや吐瀉物が散乱していて、かなり汚かったです。
空港でHK$100しかおろさなかったので、バス代を考えると現金はキープしたかったのですが、クレジットカードを使えるお店を探してもなかなか見つからず、仕方なく、キャッシュで払うお店に入りました。
見た目は美味しそうなのに、味がしませんでした。ものすごくこくはあるのに、超薄味。不思議な麺でした。
危険は感じませんでしたが、交通量の多い狭い道路の真ん中で、普通にタクシーがいきなり停まったり、カオスな街だったので、ご飯を食べてコンビニでミルクティーらしきものを買って、すぐ宿に戻りました。
香港はそれが主流なのか知りませんが、普通の狭いトイレにシャワーがついていて、トイレットペーパーも全て水浸しになったバスルームがありましたが、とても使う気にはなれず、格安の理由がわかりました。
ベッドも一見きれいだけど、実際はめちゃ汚いんだろうなと思いながら、空港泊よりはましと言い聞かせ1泊しました。
2日目
翌日はまたお腹が空き、カードを使える店を探すも見つからず、昨晩飲み物を買ったコンビニではカードが使えたので、コンビニでシュウマイセットみたいなのを買いました。
買う時に、コーヒーとお茶が選べたようなのですが、おばさんの店員に英語が通じず困っていたら、常連と思しき若い女の人が訳してくれました。
アジアは韓国以外きちんと旅行したことがありませんでしたが、こんな感じで、英語やクレジットカードが通じない店が多くて、町が汚いっていうのがスタンダードなんだろうなと思いました。
日本もカード文化は浸透してないし、英語が通じないけれど、せめて町がキレイで良かったと思います。
町自体はすごく都会なだけに、残念でした。旺角ではないところに行けばまた違うと思いますが。
バスに乗るときもA21というので空港に行けるのか、不安で運転手に尋ねるも、英語通じず。香港にいながら、中国語が話せない自分も悪いのですが、あまりにも態度がひどいなーという対応をされました。うーん。
後でネットで調べると、A21のバスは、夜は”Night”のN21になるようです。
1泊したのに交通費と宿泊費込みで、日本円にして3000円しか使わなかったので、全体的にこんな感じだったのは妥当なのかなというのが、初めての香港の感想です。
まとめ
旅行だったら宿にもご飯にも、もっとお金をかけないと楽しめないだろうなと感じました。というか、私はきっとアジア旅行には向いてない人間かもしれないということがわかったので、とても勉強になりました。
好きではなかったけど、二度と行きたくないと思うほど嫌な目に遭った訳でもないので、きちんとした旅行できっといつかリベンジしに来ます。
トランジットで1日も滞在しなかったとはいえ、行ってみて良かった☆