ミネワンカ湖はバンフの有名なダム湖であり、ハイキングやクルーズが楽しめます。この辺にはよくビッグホーンシープが現れます。
私が初めてレイクミネワンカに行った5月には、まだレイクミネワンカへのバスが運行していませんでした。ハイキングシーズンである夏のみの運行になります。自転車で1時間くらいですが、坂道がゆるく長く続いていて、結構きついです。
レイクミネワンカ
ハイキング
レイクミネワンカには木製のテーブルなどもあり、バーベキューやピクニックをしている人もたくさんいます。奥に進んでいくと、ハイキングコースがあり、私は橋がかけられているところまで行きました。所要時間は30分くらいです。
動物の出やすいスポットですが、熊なども出るので、ハイキングで奥へ行く場合は熊スプレーを持参しましょう。
クルーズ
レイクミネワンカでは、夏はクルーズやモーターボートが楽しめます。クルーズはオンラインで買っても$59かかります。現地で直接チケットを買うこともできます。
1時間のクルーズなのですが、景色にあまり変化はなく、ガイドの人がモントリオール出身のおもしろいフレンチカナディアンのおじさんだったので、初めはその人の話を聞いていましたが、質問タイムに入って、景色を楽しむなり、話すなり、質問するなり各々自由にしててくれっていう時間に入ると少し寝てしまいました。
ガイドの人が出身地を聞いていじるという時間があり、中国やブラジル、アメリカの観光客など、結構多国籍でした。(意外とイギリスは少なかった)ちなみにガイドの人は英語で解説した後、フランス語でも説明していました。
キャプテンとガイドは別で、ガイドが子供たちに操縦させてくれているのに便乗して、私も操縦させてもらいました。
クルーズよりも、ガイドやキャプテン達が楽しませてくれた感じでした。
大勢の人がクルーズに参加していましたが、クルーズで奥に行っても、珍しい動物が見れるわけでもなく(そもそも岸から遠いので、双眼鏡がないと見ずらい)、もしガイドがサービス精神のない人ならつまらないので、クルーズよりハイキングの方が良いかなと思いました。
ダイビング
レイクミネワンカの湖には、バンクヘッドと同じくゴーストタウンが眠っていることが知られています。私はこれをどうしても見たくて、ここでダイビングする方法をネットで探しましたが、バンフにはダイビングツアー会社はありません。
日本人のツアーガイドに聞いても、誰もそこでダイビングをする方法を知っている人はいませんでした。
ローカルの人に色々聞いたところ、夏はモーターボートのせいで、堆積物が舞い上がり、かなり視界が悪く何もみえないそうです。ということは、冬に潜らなければいけないので、最低気温がMaxマイナス30度を超えるバンフでそんなツアーを開催するとイントラクターは毎回極寒の中、全く変わり映えのしない湖の中を潜らなければいけないわけで、ツアー会社がないのも最もだと思いました。
ちなみに水温は夏でも、マイナス10度だそうです。笑
そして、ローカルガイドツアーに参加した時に、ガイドの方に聞いたら、Councilに行けば、ダイビングの装備を貸してくれるとのこと。
冬は湖が凍っているので、自力でドリルで氷面に穴を開けなければいけないし、そんなハイレベルコンディションで共に潜ってくれる優秀なバディも必要になります。正確な値段はわかりませんが、$500以上はかかるだろうとのことです。
ライセンスを取って1年足らずの新米ダイバーには荷が重すぎるので、さすがに諦めることにしましたが、沈没船や海底のゴーストタウンの探索はある意味ダイバーの夢なので、潜りたかったなー
クルーズしている時にも、ダイビングのことについて聞いてみましたが、Water cold licenseが必要とのこと。そんなダイビングライセンス名は聞いたことがないので本当かどうかわかりませんが、難易度が高いことだけは確かです。
他にも、ダイブフラッグを立てなければいけないなど、独特のルールがたくさんあり、観光客がふらっと行って簡単にダイブできるものではありません。
バンクヘッド
レイクミネワンカへ行く途中に、バンクヘッドというゴーストタウンがあります。バンクヘッドはその昔炭鉱の町として栄えましたが、そのほとんどが、バンフやキャンモア、カルガリーに移動して今ではゴーストタウンになってしまったという説明書きが見られました。
今ではアッパーバンクヘッドとローワーバンクヘッドトレイルというものがあり、アッパーは登り切れば眺めの良い景色が見れて、ローワーは見捨てられた町の形跡が見れるようです。
ゴーストタウンにとても興味があったものの、そこまで徒歩や自転車でついてきてくれる友達もおらず、ひとりだったため怖かったので行きませんでした。ゴーストタウンだけならまだしも、熊が出る可能性もあります。
ジョンソンレイク
レイクミネワンカに行く途中の道を右に逸れると、ジョンソンレイクという湖があります。ミネワンカに行くバスに乗れば、ジョンソンレイクを経由します。
このジョンソンレイク、私が自転車で行った湖の中で一番きつかったです。
崖を登っていかなければならなかったキャンモアのグラッシーレイクよりきつかったです。
距離的にはミネワンカ湖へ行くのと同じくらいの距離かもしれませんが、とにかくずっと上り坂がジグザグに続いていて、急な坂が多かったです。
絶対に徒歩や自転車では行かないようにしましょう。
そしてレイクに着くと、ミネワンカよりもはるかに小さい湖は、たくさんの人でにぎわっていました。周りが山ばかりで海のないバンフでは、湖で泳ぐのは普通です。
その日は特に天気が良かったので、カヌーを楽しんでいる人もたくさんいました。
帰りに見れた鹿さん