前回はモレーンレイクがメインである日本語ツアーの紹介をしました。
今回はペイトーレイクがメインのツアーについて、書いていきます。
前回同様Veltraでバンフを検索し、探しました。
ツアーの内容
少人数制、ホテル前までの送迎付き、ランチ付きは前回と変わらず、今回は(私としては)、ペイトーレイクがメインのツアーでした。会社のツアーコンセプトとしては、おそらくコロンビア大氷原がメインです。
行き先は、クロウフット氷河、ペイトーレイク、ビックヒル、コロンビア大氷原、ウィーピングウォール、ボウレイクでした。
今回はカナダのクレジットカードで払ったので、$164.98でした。
コロンビア大氷原で雪上車観光付きのプランにするともっと高いです。
ツアーの感想
前回も見たキャッスルマウンテンを超え、クロウフット氷河が見えるところまで着くと、一度車から降りて、写真を撮りました。
氷河が横向きの鳥の足の形に見えることから、つけられた名前のようですが、1本目の足の部分は既に氷河が溶けて喪失しています。
解説されながら見た時は、どこが鳥の足の形なのか、わかりませんでした。
続いてのペイトーレイクは、私が一番行きたかったところです。
2019年の8月に駐車場工事のため、見れなくなってしまうと、このツアーのホームページに書いてありましたが、カナダ人の友達は8月になっても、行けていたので、今も実際に工事が始まったのかは知りません。
カナダは工事の予告があっても、実際の日や終わる日がずれ込むことが当たり前なので、信用できません。
念願のペイトーレイクでランチを食べました。
同じツアーに参加してた人にもらった写真ですが、私のiponeSEで撮ったのとまったく色が違います。こちらの方が良いカメラで撮った写真になりますが、私は正直自分のスマホで撮ったものの方が、肉眼で見た時の色に近いので、好きです。
観光客がたくさんいる展望台ではなく、ガイドの人が人の少ないビューポイントまで案内してくれたので、ペイトーレイクを見ながら、ランチや写真をゆっくりとることができました。
モレーンレイクと同様リスがランチを狙ってくるので気を付けてください!
コロンビア大氷原に行く前に、ビッグヒルというビューポイントで少しだけ下車観光をして、
コロンビア大氷原へ!
実私は雪上車が無料で乗れるタダ券を持っていたので、自分でバンフの町中で予約をしました。タダ券がない人は、このツアーでセットで予約したほうが、団体割引があるので多少お得になると思います。
雪上車観光を付けてない人もいるので、そういう人たちは2時間半程自由行動になります。
私は皆さんとは15分違いで雪上車予約をしていたので、それまでの間、周辺で写真を撮ったり、小さいギャラリーがあったので、見に行ったりしました。
ちなみにですが、コロンビア大氷原があるジャスパー国立公園には、ハイキングコースがたくさんあり、バンフではなかなか見ることのできない、グリズリーやマウンテンゴートもたくさんいるそうです。
ガイドをしている人に勧めてもらったパーカーリッジというハイキングコースも、この辺りにあるということを、インフォメーションの近くにかかっていた案内板で初めて知りました。
もちろんツアー中にハイキングはできないので、パーカーリッジには行くことはできませんでした。
そうこうしているうちに雪上車の時間になり、出発。ちなみにこの雪上車は、世界で24台しかなく、うち2台は南極で使われている貴重な車だそうです。
氷河の上はクレパスがあり危ないので、本当に限られたエリアしか歩けませんでした。
とても美味しくて冷たい水が飲めるので、水筒がある人は汲んで飲んでみてください。
このツアーだけで1時間半かかりました。
その後は、スカイウォークという、崖の上にできた足場が透明なガラスの展望台を歩くツアーも含まれていたので、別のバスに乗り変えて、展望台まで行きました。
私は高所恐怖症なので、なるべく下を見ずに1週したらすぐ帰ったので、30分くらいしかいませんでしたが、その15分後に同じ場所に行った、今回のツアーの参加者の皆さんは、マウンテンゴートを見たそうです。
私は野生のマウンテンゴートをついぞ見ることはできなかったので、めちゃめちゃ悔しかったです。
ウィーピングウォールはすすり泣く壁の意味なので、泣いているような音が聞こえるのかと思いきや、崖から滝が流れてくるのが、すすり泣いているように見えるから、つけられた名前のようです。
最後にボウレイクに寄ると、服を着こんでいても寒いのに、まさかの湖の中に水着で入っているグループを見つけました。
私たちは風邪をひきたくないので、入水どころか、写真を撮ったら5分くらいで車に退散しました。
日系ツアーに対するチップ
帰りにとても気になったことがあります。
それはチップについてです。
カナダはもちろんチップ文化のある国で、日系の企業で日本人ガイドだから払わなくて良いというワケではありません。ガイドさんはチップをもらうために帰りに、わざわざバンのドアを開けてくれます。笑
今回は少人数制で参加者が10人もいないツアーでしたが、見ていたら、チップをあげていたのは、1組だけでした。相場は1人$10くらいなので、日本人が相手でも、チップはしっかり払ってあげましょう。
何カ国も会社のお金で旅をしていて、旅慣れていると言っていた人がいましたが、その人はチップを払っていませんでした。カードしか持っておらず、キャッシュが無かったからです。旅慣れてるなら用意しとけよと思いました。
ただしVeltraのツアー会社の中には、チップも含まれた料金ですと記載があるものがあります。予約時にきちんと文章や注意事項を読み、何も書いてない場合は、チップを払うのがマナーです。
まとめ
以上で日本語ツアーの感想は終わりになります。
バンフには日本人ガイドがたくさんいて、ワーホリでも人気の職業となっています。
裏の話を色々と聞くと思うところもあるし、実際予約の段階でなんだかなーと思う対応をされたりもしたのであんまり日系のツアー会社は使いたくないのですが、当日ガイドしてくれる人たちは、とても頑張ってくれるので、楽しむことができました。
前回紹介したツアーよりも、今回のツアーはペイトーレイクやコロンビア大氷原など、自力で行きにくいところが、盛りだくさんです。
特にワーホリでバンフにいる場合、雪上車にタダで乗れるカードを持っている人もたくさんいるのではないでしょうか。
その場合は、雪上車は自ら予約し、このツアーと組み合わせることで、お得に観光できます。
観光に来る人にも一番お勧めするのがこのツアーです。予約はネットから簡単にできるので、検索してみてください。