バンフという町が開拓されたのは、温泉が発見されたことが始まりです。
その本当の始まりの地であるCave and Baisonは今ではミュージアムのようになっており、そこで温泉に入ることはできません。
代わりに入れるのが、サルファーマウンテン麓にあるアッパーホットスプリングスです。
アッパーホットスプリングス
バンフの町からバスで行ってください。夏はゴンドラ行きの無料シャトルバスに乗っても良いかもしれません。私は1回自転車で行って、あまりの坂の長さと、きつさに後悔したことがあります。
利用料金は、2019年は$8.3で、ロッカーのコイン付きでした。タオルと水着のレンタルもあります。
温泉というよりも、温水プールに近い感じです。種類も巨大な大きいプールのようなものが1つだけで、泡風呂的なものもないし、人が多すぎてあまりのんびりした気持ちにはなれないかもしれません。
以前紹介したロッキーマウンテンリゾートの方が、露天風呂みたいなものやジャグジーもあり、人が少なくて、ゆっくりできるので、穴場です。
この道を歩いていくと、横に足湯のようなものもあります。
サルファーマウンテンの麓にあるので、ハイキングした帰りに入っていくのも良いです。
ケイブアンドベイズン
夏だけRoamバスが出ています。
バンフの始まりの地であり、今は博物館のようになっており、温泉に入ることができません。
その理由というのが、カタツムリが生息しているのが発見されたからです。
Banff sprongs snailsという小さなカタツムリは、人間の油に弱く、人間が温泉に入り水を汚すことで死んでしまうそうです。
ケイブアンドベイズンではこのカタツムリを見ることができます。
入り口から入るとまず左側のドアに進むと洞窟のような温泉があります。湯の中には入ることができないので見るだけですが、それが本当に昔に発見された温泉のようです。
私はここのどこかにカタツムリがいるのかと思い一生懸命探したのですが、暗いし、ここでは見つけられませんでした。
奥のドアに入ると、色々な説明書きがあり、ミュージアムのようになっていますが、その横の広場は昔今のアッパーホットスプリングのようなでっかい温泉があったそうです。
その広場を通り過ぎると、キレイな青い色の池みたいなものがあります。
そこでカタツムリをみることができました。一見岩のように見える黒いぶつぶつしたのがカタツムリです。
そこから右の建物は氷河の消失について書いてあったり、ショートムービーがあったり、上に登っていくと、バンフの一番最初のホテルがあった跡地を見ることができます。
何があるのか全く知らないし、正直興味もほとんどなかったのですが、掲示物の説明がわかりやすかったし、カタツムリも見れたし、思ったより楽しめました。
入場は17歳以上の場合、$7.9かかります。