バンフは国立公園内にある町なので、町中でもたまに動物が見れることがあります。
また少しハイキングへ出かけると、絶対に日本では出会えることのできない動物に遭遇できる確率も高いです。
今回は私が約11カ月バンフで住んでいて、出会えた動物を紹介していきます。
シカ
長期間バンフに住んでいれば絶対に町中で見かける動物です。出現しすぎて、最後の方はお腹いっぱいだったので、現れても写真を撮ることすらなくなりました。
町中で見れない場合、Banff Springs Hotelのゴルフ場コースに行けば絶対1匹は遭遇すると思います。
Mule Deer
私が初めてバンフで出会えた動物は、朝の出勤途中に遭遇しました。
とあるホテルには、ムースのでっかい銅像があるので、最初それかと思って驚きましたが、普通に生きて動いたので、野生のシカでした。
特徴はしっぽが白いことです。
White tailed deer
写真は発見できませんでしたが、特徴はしっぽが茶色いことです。
Mule Deerとかなり似ているので、お尻を確認しないと見わけがつきません。
Elk
上記2種類のシカよりも大きく、首が濃い茶色で、尻尾だけでなくお尻が白いです。
リス
リスは別にバンフでなくても、カナダに行けば、普通に民家の庭にたくさんいます。
万が一噛まれると、破傷風になる可能性があるので、絶対触らないようにしましょう。
リスに関してはシカと同じくらい遭遇率が高く、しかも、お弁当を狙ってくるので、最後の方は会えて嬉しい気持ちよりも、カラスと同じくらい嫌でした。
カスケードガーデンや、モレーンレイクとペイトーレイクのビューポイントには大量にいます。というか、その辺の木を見ればどこにでもいると思います。
Columbian Ground Squirrel
この地リスだけは珍しかったので、見かけたら嬉しかったです。ミーアキャットのように地面を掘ります。ロッキーマウンテンリゾートのロッジ周辺か、サンシャインビレッジのリフト付近にたくさんいました。
マグパイ
バンフにはどこにでもいる鳥です。紹介するまでもないかなと思いましたが、同僚との会話で出てきた時に私はなんのことかわかりませんでした。
マグパイというメキシカンレストランがバンフにあるので、パイがつくだけに食べ物の名前かと思っていたら、鳥の名前でした。
ピカ
リスではなくウサギの一種です。日本では、唯一北海道で見れます。
モレーンレイク、レイクルイーズのハイキングコースの岩場にいます。サンシャインビレッジにもいると聞きましたが、岩場はそんなにないし、地リスの間違いじゃないのかなと思います。ピカは地リスと間違えられることが多いですが、耳が大きくて丸っこいのが特徴です。
リスのように素早く、1日の内で一番温かい時間帯しか、岩場から出てこないようなので、私はこの子に逢いたくて、モレーンレイクに行ったのに逢えなかったので、諦めていたら秋のレイクルイーズで逢えました。
ビーバー
カナダのシンボルです。
会えて私が一番感動したかもしれない動物です。とはいえ、バンフでは簡単に会うことができます。バーミリオンレイクやボウリバーにもいると聞きますが、私は見たことがありません。見たと言っていたのはカヌーを持っている人達でした。
それよりも、簡単に会えるのは、フィンランドトレイルです。5月から9月の間、20:00頃に見に行ったら、遭遇率100%でした。
フィンランドトレイルの町から遠い側の入り口から入るとすぐ横に川が流れています。
そこからベンチがある所までは、川の流れがゆるく、ビーバーの巣がたくさんあるそうです。特に、私はベンチ付近でたくさん見ました。
人間が歩くのと対岸にいるので、川に目を凝らしながら、探してみてください。泳いでるときもあれば、対岸の地面に登り草を食べている時もありました。約1mくらいのでかさなので、意外と大きく、発見しやすいです。
ビッグホーンシープ
シカとリスの次に遭遇する確率が高かったです。ツアーに参加した時にバーミリオンレイクの近くでも会えたし、コロンビア大氷原のツアーに参加した時も、ジャスパー国立公園の帰りに見ました。
サンシャインビレッジへ行く途中のバスの中でも見たし、車でどこかへ行く途中に遭遇率が高かったです。バーミリオンレイク周辺にたくさんいると聞きました。
しかし、角が立派な雄に逢えることは、ついにありませんでした。大抵子連れのメスの大群です。