トラベルホリックの放浪記

私の生きがいである旅、ワーホリで経験したことなどを綴ります。

タックスリターンinカナダ2019‐2020(自力でオンライン申請)


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どこの国でもそうですが、働いて収入を得た場合、国に年収を報告し、納税しなければいけません。それが確定申告です。

ざっくりですが、カナダのタックスリターンの概要と、自力でタックスリターンをした時に色々大変だったことをシェアします。

 

私はできるだけお金を稼ぎたかったので自力でやりましたが、この労力をかけるくらいなら、エージェントに頼んで、苦労をお金で買った方が良いと思います。

 

 

タックスリターンの概要

カナダのタックスリターンの申告期限

カナダでは、前年1月から12月の分の申告を、2月から4月の間に行わなければいけません。しかし最近はコロナの影響で申告期限が伸びているので、必ずその年の申告期限は確認しましょう。

 

必要なもの

①SINナンバー

SINナンバーはそもそもなければ、働けないので新しく用意する必要はありませんが、日本に帰ってから、タックスリターンする人は、自分のナンバーを必ず控えておきましょう。

 

②T4

T4は就労先が必ず用意してくれます。最近は給与明細は全てオンラインなので、T4も時期が来るとオンラインで見れることが多いです。ただし、オンラインの場合、1年間だけ閲覧可能などの制限があるはずなので、印刷しておくことをお勧めします。

 

③住所(日本の住所でもOK)

オセアニアと違うと感じたのは、給与や還付金を小切手でもらうことができます。還付金は口座振り込みか小切手を選べるので、銀行口座を閉じても、日本の住所へ小切手で送ってもらえば、帰国後にタックスリターンすることが可能です。

 

④カナダの銀行口座

カナダの銀行口座はなくても、小切手で対応してもらえますが、あった方が絶対に良いです。前年の年収は翌年にならないと、申告できないため、帰国後にタックスリターンをすることになるので、エージェントに依頼ではなく、自力でやりたい人は、カナダの銀行口座は閉じずに帰国しましょう。

 

なぜなら、日本での小切手の現金化はデメリットしかありません。まず小切手の有効期限は発行されてから6カ月です。さらに、外国の小切手に対応している銀行に行く必要があり、手数料がバカ高いです。

 

私の友人は銀行を閉じてから、タックスリターンを行い日本で何枚かの小切手を現金化しようとしました。何枚かを換金しようとしたときに、期限が切れていたものがあったり、手数料が1枚8000円だから(※銀行によります)、$100の小切手は手数料より安いため現金化できないと言われたそうです。さらに、カナダドルを現金化した時の手数料とは別にカナダドルから日本円に換えるのに更に手数料を取られると聞いて恐ろしいと思いました。

 

CRAとのやりとり

Canada Revenue Agency、略してCRAに登録して、無料のソフトウェアで申告書を作成し提出すれば、タックスリターンは完了です。詳しいCRAの登録の仕方や、申告書の入力の仕方は、探せば詳しく書いてあるページがいくらでも出てくるので、ここでは書きませんが、ネットを見ながら自力でやった私の申告は、色々な疑問や苦労がありました。

 

CRAのサイトで初期登録をしたら、セキュリティコードを手に入れないと、一部の機能しか使えません。セキュリティコードの受け取りは電話か郵送のみのため、CRAに電話する必要がありました。私がいたバンフは、郵便物の受け取りが複雑なため、電話しか選択肢がありませんでした。

 

苦労その①:CRAへの電話

CRAの電話がつながる時間にかける場合、オンタリオ州のローカルタイムに合わせた営業時間にかける必要があります。

 

さらにコールしてから、つながるまで、ひどい時は30分かかるときもありました。

コール音だけで応答を待っている間も、電話は有料。私はかけ放題のプランではなく、自分の使う分だけチャージしていたので、20分コールし続けて待っている間に、課金不足でいきなり切れることもありました。

 

朝から仕事があることもあったので、営業時間にかけようと思ったら超早起きしなければいけないこともありましたが、逆に朝の方がつながりやすいかもしれません。

 

苦労その②:一番最初のタックスリターンは必ず小切手で還付金が郵送される

CRAのセキュリティコードをゲットして、全機能を使えるようになると、ダイレクトデポジット(銀行振込)を登録できます。

前述したとおり、バンフでの郵便物の受け取りは複雑で、POboxを持っていない人は、郵便局で郵便物を受け取るのにお金がかかる場合があります。

 

それが嫌で、事前にCRAに電話をし、ダイレクトデポジットに登録してもらったのに、結局は小切手が送られてきました。

 

たとえ電話でダイレクトデポジットを登録してもらっても、初めての還付金は必ず小切手で送られてくるようです。

 

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 苦労その③:CRAのシステムのありえなさ

前述のとおり、私は郵便物を受け取りたくなかったので、わざわざダイレクトデポジットを電話で登録しましたが、小切手で送られてきたため、ダイレクトデポジットで入金しなおしてと再度電話をしました。

 

そしたら、これから書類を送るので、その書類にサインして送り返してと言われました。

結局何かしらの郵便物は費用をかけて受け取らなきゃいけないなら意味ないじゃんと思いましたが、せっかく電話したので入金しなおしてもらうことにしました。

 

とゆーか、最初に電話してこちらが小切手で受け取りたくないと言った時に、最初の還付金は小切手以外で受け取れないことを事前に説明しとけと思いました。

 

他にも、銀行口座を新しくしたのでダイレクトデポジットを事前に登録しておいたのに、古い銀行口座に入金されエラーになった後に、新しい口座に送金されたり、どういうシステムなのか知りませんが、お金に関することなのに、対応のずさんさに呆れました。

 

苦労その④:帰国前にタックスリターンはできない

帰国前にタックスリターンをしてから帰りたいが方法はあるかを聞いたら、紙ベースの申告でなら可能と言われ、やり方が説明されたリンクをメールしてくれましたが、結論から言うと帰国前のタックスリターンはできません

 

まず、無料の申告書作成ソフトウェアは申告期間が始まらないとその年度を選ぶことができません。

 

紙ベースなら例えば2021年の部分を斜線で消して、2022年に書き換えれば申告できると言われましたが、申告のベースとなる、就労先から発行される自分の収入が記載されたT4(源泉徴収票)は、翌年の初めにならないと発行してくれない事業主がほとんどです。

 

まとめ

今回はタックスリターンのやり方というよりも、やってみた時に、疑問に思ったこと、苦労したことを、ピックアップしても、長文になってしまいました。

 

住所があって郵便物の受け取りが苦じゃない、面倒なことはしたくないという方は、CRAのセキュリティコードは郵送で受け取り、タックスリターンも代行業者に頼めば、手続きをやってくれた上で、日本円で日本の銀行口座に振り込んでもらえるので、私は自分でやってみた結果、業者に頼むのが最良の方法かなとは思いました。