私がニュージーランドでタックスリターンをしたのは、2年前になるので、2019年の4月以降、自動化されたやり方とは方法が異なるかもしれません。
しかし、ニュージーランドのタックスリターンは毎年7月7日までに申請を完了させなければいけないので、帰国前にやはり自分で申請しなければいけません。
今はIR3のフォームや源泉徴収票が郵送されてくるようですが、私の時はそのどちらも郵送はされてきませんでした。
ちなみに、カナダでも郵送されてくるはずの書類は送られてこなかったため、ワーホリにも送られてくるのか、定かではありません。会社によるのかもしれません。
タックスリターンの方法
オフィスの窓口に直接行くか、郵送でもできるようです。
オンラインの申請は前年度にタックスリターンした人のみ可能なようなので、ワーホリは対象外です。
帰国前に色々とタックスリターンについて調べていました。
仕事を辞めてから1カ月以上たたないと、IRD事務所に自分の収入の情報が反映されないから申請できない。とのガセネタもありましたが、私は仕事を辞めてから1週間後の、帰国前日に申請をしても全く問題ありませんでした。
またホリデーペイが、私の退職後1カ月くらいしないと支払われませんでした。その分も追加で申請や修正が必要だったのでは?と不安でしたが、大丈夫でした。
窓口に直接行くにしろ、郵送するにしろ、まずは、インターネットのIRDサイトでアカウントを作ることをお勧めします。
自分の情報を登録後、オンラインで自分のアカウントを作ったら、IRDオフィスに電話する必要があります。
ちなみに私は英語ペラペラのルームメイトに電話をかけてもらったので、この時にどんな確認をしたのかはわかりません。
電話するのが嫌な人は、IRDのオフィスに直接聞いても良いかもしれません。
このアカウントは登録しておいた方が良いです。帰国後に処理がされて還付金が入ったことが確認できます。
銀行振込を希望する場合は、お金が返還された時に、ネットバンキングからも確認できますが、私はどのような計算でその金額になったのかとかの、詳細も気になるタイプなので・・・
オフィスの探し方
IRDのオフィスは小さい町にはありません。私はクライストチャーチから成田に飛んだので、帰国前日にクライストチャーチのオフィスに行きました。
Google Mapでirdと検索するだけで出てくるので、自分の町から一番近いオフィスに行きましょう。
窓口で申請の時に必要なもの
パスポート、IRD番号、帰国の証拠となる航空券
パスポートはオフィスに入る時点で、入り口の警備員に見せなければいけませんでした。
とりあえず、並んで順番を待ち、帰国するからタックスリターンしたいと申し出ると、パソコンの前に連れていかれました。
担当のおばちゃんの英語が全く理解できず、どうしたらいいかわかりませんでしたが、よくわからないまま、書類を書いて、おばちゃんが勝手にパソコンをいじって申請完了。
不安はあったものの、お金を払ってエージェントに任せたり、自分で書類と格闘しながら郵送申請するよりも、すんなり申請できたので、やはり直接出向くのが一番だなと思いました。
ちなみに、私は2016年の9月から入国したため、16年分と17年分で、書類は2枚書きました。
2017年の9月にタックスリターンして、2週間後に$128.98が、2か月後に$156.52戻ってきました。
私は2年経った今でも、銀行はクローズせずに保持しています。オーストラリアやカナダと違って手数料もかかりません。
その他のタックスリターンの方法
オンラインから銀行を閉じるのが面倒な人は、エージェントを使うか、自分で申請した場合でも、小切手を郵送してもらい受け取ることもできるようです。
どちらの場合も、無駄な手数料が発生するのでお勧めしませんが、近場にIRDオフィスが無い場合はエージェントを使うのもありだと思います。
私はオーストラリアの時にやむを得ずそうしましたが、楽だったので、代行を頼んで良かったと思っています。
ちなみに、$1でもニュージーランドで稼いだ場合、タックスリターンをしないで帰国すると、IRDから日本にまで連絡がくることがあるそうです。
どこの国でもそうですが、帰国前は忘れずにタックスリターンしましょう。