ニュージーランドのワーキングホリデー終了後、私の次の行き先は決まっていました。
ワーホリの存在を初めて知った時から、行きたかったオーストラリア。
ニュージーランドから一度日本に戻り、その時にワーホリのビザを申請するつもりでいましたが、ニュージーランドを離れる前に、しておかなければいけないことがありました。
それが無犯罪証明書の申請。ニュージーランドではCriminal Recordと言います。
心配性な私は、何をするにも事前に徹底的に調べて、準備をします。
そして、オーストラリアのビザ申請時、他の国への長期滞在歴がある場合、その国での無犯罪証明書の追加提出を求められる可能性がある、ということがわかりました。
日本帰国後に発行してもらうのはかなりの手間がかかりそうなので、帰国の2カ月前に申請してみました。
ニュージーランド無犯罪証明書の詳細
必要書類:パスポート、申請書
申請料:無料
有効期限:発行日から6カ月
申請から発効までの日数:申請書類が届いてから20営業日
受領方法:PDFをE-mailで送信、ニュージー国内の住所に原本郵送
オーストラリアなどでは、いくつかの申請書類が必要なようですが、ニュージーランドでは、申請書類とパスポートのコピーを提出すれば無料で発行してもらえるので、非常に良心的だなと思います。
また国内に住んでいなくても、原本の郵送先が、ニュージーランドであれば、メールでもPDFを送ってくれるため、日本にいても受け取れるのが、素晴らしいと思いました。
もし日本に帰国してしまったけれど、欲しいという人でも、郵送先は元々自分が住んでいたニュージーランドの住所を記入すれば、PDFだけでも日本で受け取れます。(ニュージーランドの住所のオーナーさんにはその旨了解を得ておきましょう。)
わかりやすい英語で申請手順を記載してくれており、20営業日を計算するツールも、用意されています→https://www.justice.govt.nz/criminal-records/get-your-own/
その日を過ぎても、返信がない場合は、問い合わせてみた方が良いです。
実際に申請してみたら
実は私は、オーストラリアとカナダに行く前の2回、無犯罪証明書を申請したことがあります。
その時少しトラブルになったので、当時の体験をシェアします。
1回目の申請
初めて申請したのは、2017年8月。
申請後20営業日以内での発行ということで、念のため2カ月程余裕をもって申請しました。
図書館で無料でスキャンができるとは知らず私は、職場で申請書を印刷してもらい、記入した後、メールではなく直接ウェリントンの住所にコピーを郵送しました。
メールならタダなのに、パスポートのコピーと共に送ったため、9ドルもかかってしまいました。
しかし、20営業日以上経っても、待てど暮らせど、一向に何の音沙汰もありませんでした。
そして帰国の2週間前、焦った私は「20営業日以上経ったけれど、発行はまだか」とメールしましたが、返事がありませんでした。
友達に協力してもらい、直接電話をすると「申請書に記入してあるサインがパスポートと異なるため、発行できない。再度パスポートのコピーを送りなおしてくれ」と言われました。
パスポートに記載した私のサインは漢字。申請書には悩んだ末、アルファベットでサインしました。
英語圏に漢字は通用しないだろうと思い、気を遣ったのが仇となりました。サインが必要な時は、必ずパスポートと同じものを書くようにしましょう。
一度郵送したパスポートのコピーをもう一度、今度は図書館でスキャンして、送りました。
この無意味で形式的なやりとりにうんざりしましたが、翌日このメールの返信に無犯罪証明書のPDFが添付されており、無事に取得することができ、原本も約1週間後郵送されてきました。
2回目の申請
カナダのワーホリの申請前にも、再度取得しなおしました。
前回のものが有効期限切れだったからです。
2018年4月に、オーストラリア国内から、申請書とパスポートをスキャンして、今度はメールで送信しました。
申請手順に記載がある通り、題名に自分のフルネーム。本文には何も書かずに、必要書類を添付するだけで大丈夫でした。
20営業日を待たずに、メールでPDFが送られてきました。
まとめ
申請する時は、申請書類を印刷し、記入後、図書館でパスポートと共にスキャンして、メールで送るのが早くてコストが少なく済む方法です。
実際に送られてくるのはこんな感じの1ページのPDF