トラベルホリックの放浪記

私の生きがいである旅、ワーホリで経験したことなどを綴ります。

アドベンチャーツアーでの人間関係①


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前回、前々回とバスツアーでの体験を書いてきましたが、最後に感想を書きたいと思います。

 

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アドベンチャーツアー参加後の感想

はっきり言って、最悪でした。このツアーにかけたお金は、ツアー代$1599、ツアー中のダイビングなどのオプション、必要なものの追加購入、ブルームに着いてからの宿代や観光、帰りの飛行機代併せて約$1000。

 

日本円にして約23万円。バナナファームで得た貯金額の3分の1を費やし、期待に胸を膨らまして、参加したバスツアー。

 

$2599を支払って参加する価値は私には全くありませんでした。

 

理由は、ただ一つ。トラベルメイトに恵まれなかったこと。

 

以前の記事で書きましたが、今回のツアーは私を含め、17人。途中一人がリタイアしてからは、16人で10日間を過ごしました。

 

その内、日本人は、私ともう一人の女の子。共に30歳で、ワーホリでオーストラリアに来ました。

 

もう一人の女性は、年齢は知りませんが、少し年上で学生ビザで来たそうです。

 

そして、もう一人。彼は高校の卒業旅行で、両親から海外旅行をプレゼントされたそうです。高校を卒業したばかりの18歳、ツアーが終わればすぐに帰国し、日本の医学部の大学に入学するとのこと。

 

私は、普段海外にいる時は、なるべく日本人とつるまないようにしています。ですが、少人数のツアー中に極端に避けるわけにはいかず、仲良くなろうと努力しました。

 

その判断が間違いだったのです。

 

スポイルド・チャイルド(甘やかされた子供)

バスの中、初日はドイツ人女性の隣の席に座りました。

 

彼女と少し話をして、最初の夕食の当番だったため、準備中はそのメンバーと。

 

次の日は、バスに一番最後に乗り込むと、国籍別の塊で、座席にみんなが座っていました。

 

わざわざ国籍別にならなくても、毎回ランダムに座った方が楽しいのにと思ったけれど、座席にはそれぞれ、荷物を残していくことも多く、カップルもいたため、毎回座席を変えるのは難しいことなのでしょう。

 

そして私の隣には、この旅を台無しにしてくれた彼が座ることになったのです。

 

初めは好青年でした。私の話に耳を傾け、興味を持って質問してくれる。

 

特段イケメンではありませんが、育ちが良いせいか、どこか品がある雰囲気でした。

 

しかし、2日3日と経った頃、私は焦りを感じてきました。

 

それは、彼が常に私の後を付いて回り、どんなに振り切ろうとしても、離れないため、他の人と交流することが難しく、2人だけメンバーから浮いた状態になっていたのです。

 

他のメンバーと話したくて、夕飯の時に少し会話をしていても、必ず私の隣をキープする彼は、話が途切れると日本語で私に話しかけてきて、他の人と交流しようとする気が全くありません。

 

おまけに彼の家は、両親が共に医者。当然お金持ちで、旅行中は常にホテルに泊まり、今までキャンプなどしたことはありません。虫に触ることすらできません。

 

ツアー2日目にして、常に文句を言っていました。「汚い。虫が嫌だ。家に帰りたい。自分のベッドで寝たい。食欲がわかない。具合が悪い。」

 

気持ちはわからなくはないです。確かにキレイな環境ではないし、彼は数カ月前まで高校生。初めて一人で海外を旅し、このツアーがどんなものかは事前に想像もしていなかったのでしょう。

 

私も友人からの事前の情報では、このツアーは、ただただ最高だったとしか聞かされてはいませんでした。

 

若いうえに、恵まれた環境で育ってきた彼には、この旅はひたすら辛いものでしかなかったのでしょう。

 

しかし、口を開けば文句ばかり、人が他のメンバーと交流を持とうとすると、ことごとく邪魔をしてくる。そんな状況は4日目に限界が来ました。

 

我慢の限界

4日目はコーラルベイで自分の申し込んだオプションに参加する日。

 

私はダイビングを申し込み、彼はシュノーケルでした。

 

不運なことに食事の当番すら彼と同じグループであった私は、この日初めて彼から離れることができました。

 

そしてツアーのメンバーで、同じくダイビングに申し込んでいたのは、ダイビング歴10年以上のイギリス人カップル。

 

彼らはカップルで参加していますが、常に行動を共にするわけでなく、他の人との交流も大切にしていました。

 

特に彼女の方は、私が後ろをついて回る彼に、辟易しているという悩みを、たまに聞いてくれていました。

 

そんな彼らがバディとなってくれた、この日のダイビングは、グレートバリアリーフに匹敵するほど最高でした。

 

私はこの日、彼にこれ以上、私の後ろを付いてくるのはやめてほしいと、告げる予定でした。

 

しかし、ダイビングから帰ってくると、具合が悪そうな彼が、私を待っていたのでした。

 

何があったのか聞いてみると、シュノーケルで溺れかけたそうです。

彼は次の日のエクスマウスで、ジンベイザメと泳ぐ約$600のシュノーケルを申し込んでいましたが、それをキャンセルしました。

 

顔を真っ青にして、怖かったと泣きそうになっている彼に、私はこれ以上付いてくるなとは言えず、この日はっきり宣言することは耐えました。

 

しかし、自分は文句ばっかりの彼は、私に何か面白い話してよ。と失礼な発言をしてきたため、もう話題もつきてこれ以上話のネタなんかないし、文句ばっかりもう聞きたくないと、冗談めかして言ってみたところ、「俺は今まであなたに何か迷惑かけましたか?文句言ってるのはお互い様でしょ?ハエがうざいって言っていたのは誰ですか?」と、まさかの逆切れ。

 

これをきっかけに、私は彼を完全に振り切るために、彼が隣に座ってきては、席を移動し、別の日本人に頼みバスの座席も変わってもらいました。夜食事が終わると、自分のテントに帰ろうとした私に、「彼がもう寝るの?」と聞いてきたため、そうだと答えて、彼が自分のテントに帰ったのを見計らった後に、みんなの元に戻りました。

 

そして、次の日洗濯物を干す紐を彼に借りていた私は、洗濯物を取り込んだ後、自分の寝袋の上に紐を置き、顔を洗いに、水場に行き帰ってきて、荷造りをしている時に、紐がないことに気づきました。

 

みんながバスに乗り込んだ時も、私は紐を探し続けていましたが、出発を遅らせるわけにはいかず、バスに乗り込み彼に謝りました。

 

「なくしてしまったので、その分のお金を払わせて」と謝ると、彼は、「あー大丈夫だよ。てゆーか、紐は俺が回収した。さすがに返すの遅いなと思って」と答えました。私は耳を疑いました。

 

自分で紐を回収したということは、私だけではなく他の女性メンバーがいるテントに勝手に入り、私の寝床から、勝手に紐を取っていったということです。その上、返すのが遅いという発言は、彼は私に、朝の忙しい時間に真っ先に、他の男性陣がいるテントに出向き、特に今緊急で使うわけでもない紐を返すことを、期待していたということでしょうか?

 

この発言に我慢の限界が来た私は、ハイキング前に、みんなが先にバスを降りたことを確認し、彼に言いました。

 

「あなたはただの旅行で来ているから、目的が違うのは仕方のないことかもしれないけれど、私は外国人との交流を楽しんだり、なるべく英語を話したいから、ワーホリに来たし、このツアーに大金を払って参加した。私は今の状況だと、2人だけ浮いてしまっているように感じている。今まで通り、例えば水がなくなったから分け合うとか、助け合うのは変わらないけれど、もう少し、他の人と交流できるようにお互い頑張ろう。」

 

正直な自分の気持ちが言えたとすれば、あなたの言動にはうんざりしているし、一緒にいてもこれっぽっちも楽しくない。それどころか迷惑だから、もう二度と話しかけるなと、本当は言いたかったです。

 

ですが、さすがに一回り年下の少年に対して、そんなことは言えず、かなりオブラートに包んだ形になってしまいました。

 

それでも、彼にとってはかなりショックだったようです。

 

その後の彼は、常にクビが下がり、あからさまに落ち込んでいました。

渓谷でみんなが川泳ぎを楽しんでいる時も、一人で陰に座りながら、みんなになじむどころか距離を取りました。

 

他の人が気を遣って You wanna swim?と尋ねた時も、一言強くNO!と言い放ち、本当に救いようのない子供だと思いました。

 

私が彼と一緒にいないことに気づいた参加者が私に、彼は一体どうしたのか聞いてきたので、彼はお金持ちでこういう環境になれていないし、文句ばっかりで、私は他の人と話したいから、もうついてこないでといった結果だと話すと、彼が普段経験したことがないなら、新しい環境は彼にとってGood Experienceなのにと、みんなが言っていました。

 

しかし、彼にはそんな風に考えることはできなかったのです。

 

長くなってしまったので、続きは次の記事で!