トラベルホリックの放浪記

私の生きがいである旅、ワーホリで経験したことなどを綴ります。

オーストラリアの未払い給与をもらうために奮闘


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前回コロナで緊急帰国することになった際、オーストラリアでどのような給与の未払いがあったかシェアしました。

 

今回はその未払い給与を取り戻すために、実際に起こした行動をシェアします。

 

 

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未払い分の給与を取り戻すための闘い

お金うんぬんよりも、私は不正が大嫌いです。

当たり前のことですが、働いてない分の保障についてはともかく、働いた分に関しては、きちんと払ってほしいと思います。

 

今までNZでのボンドトラブルや、(記事にはしていませんが)カナダでのホテルでの横暴を正してきたように、今回も不正を是正するために、色々行動しました。

 

が、結論からいうと、初めて泣き寝入りすることになりました。

 

VSレストラン

私が初めにやったことは、メールでやんわりと、給与が払われていないがどうしてかと聞いてみました。それに対して、シェフから初めてメッセージを無視されました。

 

それから1週間待ってみて、やはり給与が入っていなかったので(ちなみに給与は週払いです)、自分のシフトは入っていませんでしたが、休憩時間を狙って直接レストランに行きました。すると、その日はヘッドシェフがおらず、話し合いをすることができませんでした。

 

その次の日に帰国を決めたので、シフトを入れてもらえない状態ではあるものの、レストランの仕事は辞める旨伝え、だけど給与は払ってほしいともう一度ヘッドシェフにメッセージを送りました。

 

すると、「前回のメールに返事をするのを忘れていた、ごめんね。君が日本に帰るのは残念だよ。私たちのレストランは来週からロックダウンのために、閉まることになった。冷蔵庫からステーキとか野菜とか好きなものを持って行っていいから、それを給与の代わりにしてくれ」と返事がきました。

 

ということは、やっぱり払う気がないんだなということが判明しました。

 

「そのオファーはありがたいけど、やはりお金で給与がほしい」と、フラットメイトに失礼にならないように文章を作るのを協力してもらい、返信をしました。

 

そしたらOKと短く返事が来ました。

 

その返事からの給料日は、私が既に日本に帰国した後になるため、その返事を信じて払われるのを待つしかありませんでした。

 

が、もちろん支払われることはありませんでした。

 

その後も、そのレストランのおそらく経理部(いつも給与明細はそこからメールで送られてきます)に、シェフとこんなやりとりをしたが、なぜ払われないのかとスクリーンショットを添付して送っても、シカトされ、最終手段で、Fair Work Ombudsmanにメッセージをしました。

 

VS労働基準監督署

Fair Work Ombudsmanとは、日本でいう労働基準監督署のことです。

私はフラットメイトから、給与が払われない場合ここに電話すれば、彼等が企業に支払いを命令し、それでも払われない場合は、その未払い分を立て替えてくれると聞きました。

 

実際私のフラットメイトはゴールドコーストから、シドニーに移った時に、元の会社のシドニー支店で働いて3週間で転職しました。異動して短期間でやめられた企業側が、トレーニングにコストがかかったからと、給与が払わないと言ったそうですが、彼女はFair Workに電話して、未払い分を無事回収できていました。

 

既に日本に帰っていた私には、電話でなくWebから登録し、メッセージでFair Workに助けを求めました。

 

契約書や、タイムカードのスクリーンショット、給与明細、ヘッドシェフとのやりとり、証拠は全て揃っていたので、まさか取り戻せないとは思っていませんでしたが、Fair Workの返答はこうでした。

 

「今はパンデミックで誰にとっても、厳しい時期です。もう一度、自分で職場に連絡を取ってみてください。(給与明細が送られてきたアドレスに送ればいい)そうすれば、お互いにとっての妥協点が見つかるかもしれません。それが、企業とあなたの双方にとってベストな解決になると信じています。リンクをシェアしておくので、役立ててみてください」

 

つまり、自分で解決しろということです。

私のフラットメイトはFair workへの電話1本で解決されました。

しかし、彼女は自国のフルタイムワーカー。それに対して、私は既に国を去った外国人労働者(しかも従事していたのはコロナ禍では悪者にされる観光業)。

対応にここまでの違いがでるのも仕方ないことなのかもしれません。

 

金額も正直大した額ではないので、対応してもらえると思った私が甘かったのかもしれません。

 

まとめ

私は日本に帰ってきてから、外国人と働く機会が増えましたが、やはり給与が適切に払われなかったり、ひどい扱いをされ、切り捨てられている人達をたくさん見ました。

 

日本のワーキングカルチャーでは、明らかな労働基準法違反がはびこっており、日本人の私達でさえ不当な扱いを受けることは、たくさんあります。

 

オーストラリアはローカルジョブで平時であれば、たとえ外国人労働者でも、法律を守ってくれることは多いので、もしコロナがなかったら、彼等もこんな不正はしなかったのかもしれません。

 

どこの国でも、やっぱり弱者である外国人労働者って真っ先に切り捨てられるんだな~と実感しました。