トラベルホリックの放浪記

私の生きがいである旅、ワーホリで経験したことなどを綴ります。

スーパーアニュエーションの引き出し方


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スーパーアニュエーションはオーストラリアの年金にあたります。

 

日本では、現役世代が高齢者の年金を支える制度ですが、オーストラリアは自分の年金は自分で貯めます。

 

自分で貯めると言っても、働いた分だけ企業側が給与のように支払ってくれて、自動的に貯まっていきます。

 

 

 

スーパーアニュエーション

引き出すときの条件

いつでも引き出せるわけではなく、退職後や、失業中の場合など、永住者でも、引き出すには条件があります。

 

非居住者はオーストラリアではもう働かないということが決まった時に引き出すことが可能ですが、半分以上税金で持っていかれます。

 

ワーキングホリデーで働いた人は、ビザの有効期限が切れており、出国後であれば、今まで貯めていた分を引き出すことができます。

 

オーストラリアに滞在中でも、例えばコロナで失業し、生活をまかなえない人には、早期引き出しが認められました。

 

スーパーアニュエーションの口座

自分の口座の確認

スーパーアニュエーションは普段の口座とは別の口座を作ります。

 

最初に口座を作った時にスーパーアニュエーション用の口座を開設するかを聞かれたり、私のように全く何も聞かれなかったし、存在も知らなかった人は、最初に働いた会社側が勝手に作ってくれたりします。

 

一つ注意点があるのは、この口座は毎月手数料が取られます。

 

ある一定の金額に達していれば取られないなど条件もあるかもしれませんが、口座の会社や金額によっても変わってきます。

 

スーパーアニュエーションがどういうものなのか、また銀行で自分がどういう口座を持っているのか、訳が分からない人は、スーパーアニュエーション口座を複数持っていたりします。

 

二重に手数料を取られるのはもったいないので、一つにまとめましょう。

 

アプリの取得

私は一番最初にバナナファームで働いた時に、Sunsuperで口座を作ってもらいました。

 

1年目のワーホリではよくわかっておらず、放置していました。

手数料が取られることはわかっていたので、早く引き出したかったのですが、カナダに行ってから、オーストラリアに戻らないといけなかったので、仕方ありませんでした。

 

2年目に戻ってきたときに、アプリがあることを知り、ダウンロードしました。

 

アプリを使えるようにするには、Sunsuperに電話する必要がありました。

 

当時の私のSIMはオーストラリア国内での電話は無料のプランだったし、Sunsuperに関しては、電話したらすぐに応答してくれました。(役所や銀行は30分くらいかけないとなかなか出ません)

 

アプリが使えるようになると、今までの入出金履歴を見ることができます。

 

入出履歴を見ると勝手に保険が引かれていました。Sunsuperはデフォルトで、生命保険のようなもの加入させられる設定になっており、何回かその保険料で$100くらい引かれていました。

 

そのことに気づき電話で加入をストップしようとしていたら、おそらく法律が変わりファンドに入っている金額が何ドルか以下の場合は、保険に加入させる制度をやめさせるというメールがちょうどきて、その保険はキャンセルされることになりました。

 

そういう無駄な出金がないか、職場からの入金があるかなども、アプリをとって、ぜひ確認してください。

 

引き出し方

DASP Online Applicationで検索したら、Temporary Residentsのこのページに行きましょう。

 

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誕生日、住所、パスポートの情報、Tax File Numberとスーパーアニュエーションの情報(アプリを取得すればそれに全部載ってます)を入力すれば、返金申請完了です。

 

とても簡単にできるので、エージェントに頼むのはもったいないです。

 

小切手で返してもらうこともできるようですが、オーストラリアの銀行は、利子率も高いので、カードの有効期限が切れるまで銀行口座は持っていた方が、絶対に良いです。

 

引き出した後にアプリを確認したら、口座の解約手続きをしなくても、勝手にアカウントがなくなっていたので、楽ちんでした。

 

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私の決定的なミス

返還のタイミング

前述のように、ビザの有効期限が切れ、出国後であれば、スーパーアニュエーションを引き出すことが可能でした。

 

しかし、帰国後なにかと忙しかった私は、タックスリターンの時にまとめてやればいいし、無制限WiFiもないからやりずらいし、帰国後は6カ月経たないと引き出せないとネットに書いてあった気がする、というやらない理由をひたすら心の中で唱えて、後回しにしてしまいました。

 

お金に関することは時間のある時に腰を据えてやらないと、失敗したら面倒なことになるという恐怖もありました。

 

それがとんでもない間違いでした。

 

早期引き出し制度

コロナなどのパンデミックで失業者が続出したため、2020年は早期の引き出し制度がありました。今年もあるのかは調べてみてください。

 

ワーホリの人間は引き出すのに通常半分以上の税金が取られますが、コロナで職を失い生活に困窮した場合、非課税で引き出せるという特別ルールです。

 

ちなみに、私はこの条件に完全に当てはまっていました。

私が勤めていたのは2つとも飲食店で、クビを言い渡されたわけではないけれど、シフトに入れてもらえなくなり、お給料も適切にもらえませんでした。

 

その当時引き出していれば、私が実際に返金された金額の2倍の額がもらえたはずです。

 

それを、1年目のオーストラリアワーホリ帰国時に調べた、古くて浅い知識で後回しにすることに決めて、もらえていたはずの半分以下の金額になってしまいました。

 

しかも銀行の手数料も放置していた期間無駄にかかっています。

 

実際の返金額

実際の私のスーパーアニュエーション返金額は、$840.64

最後にアプリで確認した時の金額がこちら↓

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申請手続きの際に私のファンドの入金額として示されたのがこちら↓

 

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$1405.67(約11万円以上)税金で持ってかれたということです。

 

給与の未払いと併せて、損失額は20万円以上。泣きたくなります。

 

まとめ

余談ですが、英語ネイティブのイギリス人ですら、スーパーアニュエーションの存在を知らず、大損したという話を聞いたことがあります。

そもそも存在を知らない人は、スーパーアニュエーションの返還作業もできないので、毎月口座の手数料を取られて、いつか空っぽになるだけです。

 

私がオーストラリアに行く前年に、ワーホリに対する課税率が大幅に上がったので、ただただアンラッキーでした。とはいえ、後回しにせず帰国のタイミングで引き出していれば、非課税でまるまるもらえたものを・・・。

 

今ワーホリ中の人はほぼいないかもしれませんが、これから行く計画がある人は、私の失敗を参考に、常に最新情報のアップデートを怠らず、後悔することがないよう、祈っております。